
海保真人記者による競馬予想。
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新コンビで逆転狙う タスティエーラ
2023/5/27 13:08 818文字◇東京11R・日本ダービー(3歳・GⅠ)WIN5<5>=その馬への初騎乗、いわゆるテン乗りでの優勝が68年間なく、ジンクスとされるダービー。豪州のレーン騎手もタスティエーラに初騎乗するが、調教に3週連続でまたがり、特長をつかんできた。リラックスして走る傾向にある馬が、ここに来て集中力を高めていると
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好位から最後伸びる タスティエーラ
2023/5/26 13:15 409文字1932年に始まった日本ダービーは今年が節目の第90回。第70回(2003年)はネオユニヴァースが皐月賞に続き2冠、第50回(1983年)もミスターシービーが2冠に輝いた。一方で第40回(73年)は2冠を狙った圧倒的人気のハイセイコーが3着に敗れる波乱。今年はどんなドラマが待ち受けるのか。 タステ
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スピード生かし勝負 モズメイメイ (土曜競馬)
2023/5/26 13:15 672文字◇京都11R・葵S(3歳・GⅢ) 3年ぶりに京都に戻る電撃戦。モズメイメイは今年に入り、芝1600メートルのこぶし賞、チューリップ賞を逃げて連勝。桜花賞は最後に失速したものの、見せ場は作った。1200メートルに初めて挑むが、スタートは上手でスピードはあり、スプリンターとしての能力はたっぷり。2戦2
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2400メートルを見据えて歩む リバティアイランド
2023/5/20 13:15 911文字◇東京11R・オークス(3歳・GⅠ)WIN5<5>=リバティアイランドは桜花賞で今一つスタートが遅く、前半の進みが鈍かった。だが、川田騎手は今週の共同会見で興味深い説明をしている。「オークスで距離が延びることを見据えて彼女(馬)に我慢を、ゆっくり走ることを求めた結果、ゆっくりやってくれた」と。つま
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強さを証明する一戦 リバティアイランド
2023/5/19 13:05 499文字過去10年のオークスで桜花賞馬は3頭が2冠を達成している。2018年のアーモンドアイ、20年のデアリングタクト、昨年のスターズオンアース。うち2頭が秋華賞をも制し牝馬3冠を達成した。一方、1番人気で勝利したのは5頭いて勝率は5割。強い馬が勝つのがオークスだ。 リバティアイランドはやはり強い。昨年暮
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中央でも重賞つかむ ハギノアレグリアス (土曜競馬)
2023/5/19 13:05 894文字◇京都11R・平安S(GⅢ) 過去の優勝馬は2019年のチュウワウィザード、20年のオメガパフューム、そして昨年のテーオーケインズと、そうそうたる顔ぶれ。3年ぶりの京都での開催となる。 ハギノアレグリアスは6歳だがキャリアは12戦とまだ浅い。3~4歳時に脚の故障で長期休養を余儀なくされたからだ。し
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マイル王に返り咲く ソングライン
2023/5/13 13:07 934文字◇東京11R・ヴィクトリアマイル(GⅠ)WIN5<5>=桜花賞馬2頭などGⅠ馬が4頭。これらを含め重賞馬は総勢14頭。かなり豪華なメンバーがそろい、実力が伯仲する春のマイル女王決定戦だ。 重視したいのは左回り東京芝1600メートルへの適性。ソングラインはここで5戦し3勝、2着1回と相性抜群だ。馬群
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得意の舞台で復活へ ラウダシオン
2023/5/12 13:08 711文字◇東京11R・京王杯スプリングC(GⅡ) 1着馬に安田記念優先出走権。ラウダシオンの復活劇に期待する。一昨年のこのレース勝利以来、海外などで苦戦し白星はないが、芝1400メートルは全5勝のうち3勝ある最適距離。初騎乗となるベテラン岩田康騎手が3週連続で調教にまたがり再生を図ってきた。そのかいあって
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勢い一番、頂点極める 3連勝、エエヤン
2023/5/6 13:06 915文字◇東京11R・NHKマイルC(3歳・GⅠ)WIN5<5>=ユニークな名のエエヤンは、芝1600メートルに距離を縮め中山で3連勝。やや重馬場で初重賞のニュージーランドTも、好位4番手からGⅠ馬などをかわし堂々と押し切った。走るごとに持ち時計を縮め、「負けん気が強い」と言われるほどの前進気勢。潜在能力
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距離経験生かしたい サヴォーナ (土曜競馬)
2023/4/28 13:07 864文字◇東京11R・青葉賞(3歳・GⅡ) ダービートライアルで2着まで優先出走権。サヴォーナは過去3戦連続で芝2400メートルに挑み、この距離を十分に経験している。東京のゆりかもめ賞は、今回有力のスキルヴィングに屈して2着。続く阪神のゆきやなぎ賞は、後方から追い上げて首差2着。前走・阪神のアザレア賞は中
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自然体で偉業に挑む タイトルホルダー
2023/4/28 13:07 511文字リニューアルされた京都競馬場で行われる最初のGⅠレース。天皇賞(春)は過去2年、阪神で開催され、ワールドプレミア、タイトルホルダーが制した。3コーナー過ぎの下り坂からラストスパートが始まる京都の伝統舞台に戻り、どんな名勝負が見られるのか。 京都での経験こそないが、タイトルホルダーがやはり強そうだ。
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久々の勝利へまい進 シュネルマイスター
2023/4/22 13:06 834文字◇京都11R・マイラーズC(GⅡ)WIN5<4>=新装・京都競馬場で最初の重賞レース。1着馬に安田記念優先出走権。シュネルマイスターは一昨年の3歳時にNHKマイルCを制した唯一のGⅠ馬だ。古馬になった昨年以降は安田記念2着はあるものの勝ち星なし。だが、前々走は海外遠征、前走・中山記念は直線で他馬に
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勢いある4歳上昇馬 ストーリア
2023/4/21 13:15 646文字◇福島11R・福島牝馬S(GⅢ) 今週いよいよ京都競馬場がオープンする。楽しみにしていたファンは多いことだろう。土曜福島では1着馬にヴィクトリアマイル優先出走権がかかる重賞。ストーリアは格上挑戦だった中山牝馬Sで2着に健闘した4歳。芝1800メートルを主に走り、近走で1分46秒台の好時計を2度出し
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キャリア2戦で挑む ソールオリエンス
2023/4/15 12:53 757文字◇中山11R・皐月賞(3歳・GⅠ)WIN5<5>=ソールオリエンスにとってデータ的にハードルは高い。無敗とはいえキャリア2戦の馬が皐月賞を勝ったことはない(2歳戦実施の1946年以降)。また、京成杯の勝ち馬が優勝したことは一度もない。だが、デビュー戦でライバルとの追い比べを制した勝負根性、京成杯で
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ポテンシャルが高い ソールオリエンス
2023/4/14 12:59 396文字今週は牡馬クラシックの第1弾。2020年の勝ち馬コントレイルは3冠馬、21年のエフフォーリアは年度代表馬になった。昨年は2着のイクイノックスが天皇賞(秋)と有馬記念を制し年度代表馬に輝いた。やはり注目に値するレースだ。 ソールオリエンスの潜在能力が高い。1月の京成杯の4コーナーで大きく外へ膨れなが
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桜の悔しさ晴らす ユリーシャ (土曜競馬)
2023/4/14 12:59 990文字◇阪神11R・アーリントンC(3歳・GⅢ) NHKマイルCトライアルで3着まで優先出走権。ユリーシャは先週の桜花賞を残念ながら除外された。前走のリステッド競走・エルフィンSは、逃げて後続を寄せつけず2馬身半差で圧勝。最後までスピードは落ちなかった。2着馬のコナコーストは桜花賞本番で2着、3着馬は7
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素質で頂点に挑む ライトクオンタム
2023/4/8 13:09 906文字◇阪神11R・桜花賞(3歳・GⅠ)WIN5<5>=春のクラシックレース第1弾は好天が見込めそうで何よりだ。ライトクオンタムに期待する。シンザン記念は唯一の牝馬で6頭の牡馬が相手。好スタートで逃げ切り勝ちしたデビュー戦とは打って変わり、出遅れて後方から。ところが最後の直線で加速すると、見る見る差を詰
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牡馬勢負かした新星 ライトクオンタム
2023/4/7 13:10 505文字2023年のクラシックレースがいよいよ開幕する。歴代の桜花賞馬は過去5年だけ見ても、18年のアーモンドアイが牝馬3冠にとどまらず生涯で史上最多の芝GⅠ9勝を達成。19年のグランアレグリアは短距離とマイルでGⅠ6勝、20年のデアリングタクトは3冠を制し、昨年のスターズオンアースは2冠に輝いた。いかに
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勢いよく王者に挑戦 連勝中エエヤン (土曜競馬)
2023/4/7 13:09 688文字◇中山11R・ニュージーランドT(3歳・GⅡ) NHKマイルCトライアルで3着まで優先出走権。エエヤンは距離を縮めて中山芝1600メートルで2連勝中だ。いずれも好位抜け出しの余裕勝ちで、前走はM・デムーロ騎手がステッキを入れずともグイグイ後続を3馬身突き放す強さだった。500キロ近い大柄な馬体で、
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遅咲きが大輪咲かす ヴェルトライゼンデ
2023/4/1 13:06 868文字◇阪神11R・大阪杯(GⅠ)WIN5<5>=6歳のヴェルトライゼンデに大きなチャンスが巡ってきた。コントレイルのライバルと目されながら2歳時のホープフルSは2着、3歳時のダービーは3着に敗れた。4歳時に完治しにくい脚の病、屈腱(くっけん)炎を発症し、1年4カ月間休養。昨年、復帰して臨んだ鳴尾記念で
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