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仲良し3兄弟 チーム別で出場「負けない」

少年野球チーム「城西J」のユニホームを着て記念撮影する当時小学生の(左から)卓三、昌士、建二の3選手=那覇市の自宅前で2001年撮影、父昌人さん提供

沖縄県出身 西部ガス、トヨタ、NTT西日本 父も期待寄せ

 東京ドームで14日開幕した第88回都市対抗野球大会に、沖縄県出身の3兄弟がそろって出場する。高校、大学と同じ進路を選んだ3人が別々のチームで全国制覇に挑む。元球児の父、大城昌人さん(54)は「三つも応援するチームがあるのはぜいたくな気持ち。準決勝や決勝で兄弟対決が実現すれば」と期待を寄せる。

     3兄弟は、長男の昌士内野手(26)=福岡市・西部ガス▽次男で双子の兄の建二内野手(24)=愛知県豊田市・トヨタ自動車▽双子の弟で三男の卓三捕手(24)=大阪市・NTT西日本。

     父の昌人さんも宮崎・都城高の元球児。2年生の夏にチームは甲子園出場を果たしたが、ベンチ入りはできなかった。銀行員の傍らコーチを務めていた那覇市の少年野球チーム「城西J」で、息子3人は小学2年になると野球を始めた。

     自宅近くの空き地で毎日、母の淳子さん(53)と5人で、キャッチボールやティーバッティングなどの練習を重ねた。昌人さんは「練習に対してとにかくまじめで、つらくても音を上げなかった」と振り返る。

     3兄弟は中学卒業後、神奈川県の東海大相模高に進学。大学も東海大と同じ道を歩んだ。建二、卓三両選手は2010年の夏の甲子園に出場。卓三捕手は一二三(ひふみ)慎太投手(元阪神)とバッテリーを組み、チームは準優勝した。

     大学卒業後、3兄弟は初めて別の道を選び、それぞれ違う地域の企業チームに入った。家族が一堂に会する数少ない機会になった正月の沖縄帰省では、祖母笑子(えみこ)さん(87)が「沖縄そば」を振る舞う。大切りの豚あばら肉入りの少し濃いめの味付けは、3人の大好物だ。

     トヨタ自動車は14日の開幕試合で福岡市・九州三菱自動車と対戦、延長十二回タイブレークの末に勝利した。建二内野手に出場機会はなかったが、「兄弟で戦える日が来るのが楽しみ。その時は思いっきりぶつかり合いたい」と意気込みを語った。西部ガスは15日第3試合で東京都・東京ガスと、NTT西日本は17日に広島市・JR西日本と対戦する。【加藤佑輔】

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