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代打的中、前回覇者へ借り返す NTT東

○NTT東日本(東京都)6-3トヨタ自動車(豊田市)●

     前回覇者の豊田市を相手に「仕掛けないと、始まらない」。同点の七回。東京都の飯塚監督が動いた。

     先頭の5年目・伊藤が右前打で出塁する。下川が送りバントを試みたが、2球続けて失敗し結局、空振り三振。伊藤は「何とか二塁へ」と次打者の2球目にスタートを切る。豊田市の佐竹の投球動作を完璧に盗み、二盗を決めた。

     2死後。飯塚監督がキーマンに指名した3番・宮内に代打を送った。「打ってやろうと集中した」と4年目の高野。カウント2-2からの外角高め142キロ直球を右前へ運ぶと、伊藤が勝ち越しのホームを踏んだ。相手エースからもぎ取ったのだから点数以上の重みがある。勝負どころを逃さず、采配が的中した飯塚監督は「最高の結果になった」と納得の表情を見せた。

     昨年は豊田市に敗戦が続いた。前回大会準々決勝で延長十回の末に1-2でサヨナラ負けした。しかも佐竹に完投を許した。日本選手権は1回戦で1-3で敗れた。先発し8回を投げた佐竹から奪ったのは1点だけだった。

     八回に伊藤が2点二塁打を放ち、この日は佐竹から3得点。高野は「やっと。やっとですね。借りを返せた」と感慨深げだ。「それぞれが仕事を果たし、誰が出ても点を取れる。自信になる勝利」と伊藤。チーム一丸になって相手エースを見事に攻略し、2年連続で準々決勝に進むとともに、豊田市に昨年の雪辱を果たした。【谷口拓未】

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