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都市対抗野球

想定外の4番の盗塁、NTT東に勝利呼ぶ

【東京都(NTT東日本)-川崎市(東芝)】九回裏1死二塁、打者・目黒の時に喜納が三盗に成功しガッツポーズ=東京ドームで2017年7月24日、森園道子撮影

 ○NTT東日本(東京都)1-0東芝(川崎市)●

     サヨナラ勝ちを呼び込んだのは、NTT東日本(東京都)4番・喜納の盗塁だった。九回1死二塁。1ボールからの2球目。「足に自信があるわけではない」。それでも三盗を試みる。東芝(川崎市)・柏原、井川のバッテリーにとってみれば、相手4番の盗塁は想定外。しかも三盗。喜納が楽々と三塁を陥れる。今年の2次予選を通じても自身初の盗塁を決めた。

     これで楽になったのが打席の目黒だ。「走者が二塁と三塁では全然、気持ちが違った。強い打球を打てば抜けるはず」。直後の3球目のカットボールを上からたたく。鋭い打球が前進守備の一、二塁間を抜けた。9年目の目黒が「初めてガッツポーズして走ってしまった」ほどの喜びようだ。

     3試合連続2桁安打だった打線はこの日、八回まで散発4安打に抑え込まれた。ただ、果敢に次の塁を狙った。六回1死二塁から下川が三盗に成功。七回は代走・目黒が失敗したものの二盗を試みた。2回戦で前回優勝の豊田市を破ったのも、盗塁を仕掛けて、エース佐竹を攻略したからだった。

     代走で途中出場した目黒がサヨナラ打を放ったように、「誰が出ても仕事をできるように準備してきた」と飯塚監督。今年のチームスローガン「アタック アンド チャレンジ」の姿勢を貫いたNTT東日本が、電電東京時代以来、36年ぶりの頂点に王手をかけた。【長田舞子】

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