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長打呼んだ積極姿勢 NTT東 4発で頂点

【東京都(NTT東日本)-さいたま市(日本通運)】七回表東京都2死一、二塁、下川が勝ち越しの3点本塁打を放つ=東京ドームで2017年7月25日、渡部直樹撮影

○NTT東日本10-4日本通運(さいたま市)●

     迷いのないフルスイングが東京都の4本のアーチを生んだ。

     象徴的だったのが同点の七回。2回戦で無安打無得点試合を達成した、さいたま市の阿部から2死一、二塁の好機を作った。1番・下川がカウント3-1からの高めのフォークをとらえる。「センター中心に打ち返すと決めていた。1球あるかどうかの失投」。打球は中堅左への勝ち越しの3ランになった。1、5、7、9番による本塁打攻勢は切れ目のない打線の証しでもある。1-0でサヨナラ勝ちした川崎市との準決勝を除き、5試合中4試合で2桁安打を記録した。

     昨年、豊田市・トヨタ自動車に準々決勝で延長の末に敗れ、その日から改めて「日本一」を目標に掲げた。毎年、充実した戦力をそろえながら勝ちきれず、殻を破るために飯塚監督は「仕掛け続ける」と言い続けた。決勝アーチの下川も「攻めて、攻めて、攻めまくる。それだけです」と胸を張る。

     二回に2ランを放った主将の越前は、6年前の準優勝時は新人だった。「あの時は受け身のまま終わった。だからこそ若手にはミスを恐れずやってほしい」。そんな雰囲気を投打のベテラン大竹や北道らと作り上げた。下川や橋戸賞の福田周は3年目。「僕らは行け行けどんどんでやらせてもらえている」と福田周。打撃も走塁も、ミスを恐れず攻め続けたその先に、36年ぶりの歓喜が待っていた。【江連能弘】

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