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悲願へ・箕島球友会

社会人野球日本選手権 戦いの軌跡/下 成長と復活、投手二枚看板 /和歌山

全日本クラブ野球選手権大会で優勝し、西川忠宏監督(中央)を胴上げして喜ぶ和歌山箕島球友会の選手たち=埼玉県所沢市のメットライフドームで2017年9月4日、長谷川直亮撮影

 ゆったりとしたモーションから繰り出される球は、伸びやかに捕手のミットに吸い込まれていく。メットライフドーム(埼玉県所沢市)で9月4日にあった第42回全日本クラブ野球選手権大会決勝で、和歌山箕島球友会の左腕・和田拓也投手(23)は、強豪・大和高田クラブ(奈良)相手に、連打さえ許さぬ好投を続けていた。

 2年前のこの大会で優勝した後、故障者が相次ぎ低迷していた球友会。和田投手も1年目の昨年、左肩痛でほとんど登板できなかった。しかし、けがを治して臨んだ今大会の西近畿地区予選1回戦、昨年2度にわたり苦杯をなめさせられた県警桃太郎(兵庫)相手に完投し、雪辱に貢献した。「昨年1年間何も貢献できなかったが、この1勝で少し自信がついた」と振り返る。

 所沢に入っても調子を上げ、2回戦の鹿児島ドリームウェーブ(鹿児島)戦で先発して完封勝利を飾る。予選…

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