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JR東日本東北|都市対抗野球2021

社会人野球の頂点を決める第92回都市対抗野球大会に出場するJR東日本東北の紹介です。

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粘り強く・日本製紙石巻

第91回都市対抗野球 チーム紹介/下 後藤禎隆コーチ 震災経験、「感謝」忘れず /宮城

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本大会の初戦に向けて意気込みを語る日本製紙石巻の後藤禎隆コーチ=宮城県石巻市で2020年11月20日、面川美栄撮影
本大会の初戦に向けて意気込みを語る日本製紙石巻の後藤禎隆コーチ=宮城県石巻市で2020年11月20日、面川美栄撮影

選手と汗、熱い思い

 後藤禎隆コーチ(32)は東日本大震災が石巻を襲った2011年、現在チーム最年長の斉藤侑馬投手らとともに入部した。内野手として活躍し、7年目からは主将に。9年目を前に引退の声がかかった時は「まだできるのに」との悔しさもよぎったが、野球を続けさせてくれた会社のため、東京本社で社業に尽くすと決めた。

 だが転機はすぐに訪れた。引退前、前田直樹監督にかけられた「いずれ指導者としてやる可能性もある」との言葉通り、コーチとしてチームに呼び戻された。恩義を胸に「東京ドームに行かせなきゃいけない」と誓った。

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