白神山地:入山者数、過去最低 11年度延べ4万人「大震災の影響」 /青森

毎日新聞 2012年02月22日 地方版

 青森と秋田の県境に広がる世界自然遺産・白神山地と周辺地域への11年度入山者数が、前年度より約3割減の延べ約4万人だったことが20日、環境省西目屋自然保護官事務所の調査で分かった。00年の調査開始以来、最低の入山者数。同事務所は「東日本大震災の影響で観光客数が激減した影響が考えられる」としている。

 調査は昨年5月10日から11月15日まで、世界遺産地域周辺の登山道入口など計13カ所に設置した赤外線式センサーで自動計測した。

 その結果、「暗門の滝」が約2万5500人で、例年と同じく最多となったが、前年度より約1万7500人余も減少し、総数を押し下げた。月別にみると、6〜7月は前年度比5割減だったが、8月以降は2割減に回復していた。

 次いで入山者が多かったのは、「岳岱(だけたい)」約5100人▽「白神岳」約3100人▽「二ツ森」約2300人−−などで、いずれも例年と大差なかった。

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