袖ケ浦市林で11月14日にオープンを予定するサーキット場「袖ケ浦フォレスト・レースウェイ」の騒音に反対する地元、林地区の御園理吉区長(62)ら住民が30日、出口清市長に「試走で突然爆音が鳴り響き、住民の健康に影響が出ている」として、業者への指導を求める請願書を出した。
サーキット場は、アマチュアレーサーだった中村正三郎元法相がオーナーを務める東京都の不動産管理会社「遊ふぎ利」が運営。山林約40ヘクタールの敷地に、幅15メートル、一周2・4キロの二輪・四輪の本格コースで、三重県の鈴鹿サーキット(約6キロ)や静岡県の富士スピードウェイ(約5キロ)より短いが、茨城県の筑波サーキット(約2・1キロ)を上回る。日本自動車連盟(JAF)公認で、観客席約1000席も備える。
工事終了後に試走があり、住民が約1キロ離れた4カ所で騒音を測ったところ、市と業者が協定で決めた60デシベルを超す60・6~74・1デシベルが6回測定された。
御園区長らは「オープンすれば騒音がもっとひどくなる。60デシベル以下に抑えるよう指導してほしい」と要望。同市長は「よく調査して回答する」と答えた。【児玉賢二】
毎日新聞 2009年10月31日 地方版