視覚障害者も映画を楽しめるよう、情景や登場人物の表情をナレーションする「映画音声ガイド」のボランティア養成講座が2日、金沢市芳斉1の県視覚障害者情報文化センターで開講した。
講座は昨年に続き2回目。今年は8人が受講し、初日はアイマスクを着けて歩くなど視覚障害を体験した。緑内障で幼いころに視力を失った同センターの女性職員は盲導犬との生活などについて講演。「音声ガイド付きの芝居を東京に見に行くほど、文学作品や演劇が好き。視覚障害者で映画を見たい人は多く、地元で楽しめるのはうれしい」と期待を寄せた。
全8回の講座で「歓喜の歌」(08年公開)を題材に原稿を作り、朗読を練習。12月20日には同センターで発表会がある。【近藤希実】
毎日新聞 2009年11月4日 地方版