薬害モデル授業:「薬害って何だろう」 医療情報開示運動、勝村さん講師に−−立命館宇治中 /京都

毎日新聞 2012年02月22日 地方版

 陣痛促進剤による薬害で長女を亡くした体験から、医療情報の開示を求める運動に取り組む勝村久司さん(50)=木津川市相楽台=を講師に招いた社会科の授業が、立命館宇治中学校(宇治市広野町)であった。厚労省は今年度、全国の中学3年向けにパンフレット「薬害って何だろう」を配付。活用が進まない現状を問題視した本庄豊・同中教諭(57)らがモデル授業として企画した。

 勝村さんは患者団体代表として初めて厚労相の諮問機関、中央社会保険医療協議会委員を務める。3月の同協議会には本庄教諭が出席し、パンフレットを活用した薬害の授業例として報告する。

 モデル授業では、サリドマイド被害や、薬害エイズ事件など国内の薬害の歴史を説明したパンフレットのほか、勝村さんが自らの体験をつづった著書「ぼくの『星の王子さま』へ」(幻冬舎文庫)などを教材に使用した。

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