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陰影つけるトップの色
「ベルサイユのばら」「風と共に去りぬ」に続く、宝塚歌劇のヒット作「エリザベート」。トップスターが死の世界をつかさどる「黄泉(よみ)の帝王」を演じるという点で、華やかさが身上のタカラヅカでは異色の作品だ。
実在したオーストリア皇后の生涯に、黄泉の帝王トートが絡むウィーン発のミュージカルで、宝塚が1996年に日本初演。以後、男性俳優も出演する東宝版も再演が繰り返され、日本でも指折りの人気ミュージカル作品になっている。
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