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ダイソン

加湿器市場に新規参入 開発者「99.9%バクテリア除菌」

新商品の加湿器の構造を説明するダイソンのトム・ベネット・新技術開発デザインマネジャー=東京都港区で2014年10月20日、中村好見撮影

 英家電メーカーのダイソンは20日、タンク内のバクテリアを除菌して部屋を均一に潤す加湿器「Dyson Hygienic Mist(ダイソン ハイジェニックミスト)加湿器 AM10」を発表した。ダイソンが加湿器を発売するのは初めて。世界に先駆けて日本で先行発表した。11月6日から家電量販店などで販売する。オープン価格で、店頭参考価格は5万8800円(税抜き)。

 加湿器は、これまで発売した扇風機やファンヒーターのようなデザイン。ダイソンによると、一般的な加湿器は、手入れを怠るとフィルターやスポンジでバクテリアが繁殖、空気中にまき散らしてしまう恐れがある。本体(高さ58センチ、幅24センチ、奥行22センチ)下部の水の通り道に、紫外線ライトを照射して3分間で除菌する機能を搭載した。これによりタンク内のバクテリアを99.9%除菌でき、羽根のない「輪」から、水分をミスト状にして空気とともに放出する。

 加湿器は、室内の温度と湿度を計り、快適な湿度になるよう自動制御。風邪予防やアレルギー症状の緩和に効果があるという。加湿機能を使わず、羽根のない扇風機としても使える。対応する部屋の広さは5〜8畳。タンク1杯(3リットル)の水で最長18時間の連続運転が可能。本体色は、白と青の2種類。

 紙パックがいらないサイクロン式掃除機や、羽根のない扇風機など独創的な製品で知られるダイソン。売上高は、米国に次いで日本が2番目に大きい。日本の加湿器市場は約100万台規模で、同社は加湿器市場金額シェアで今季20%を目指す。

 この日、東京都内で説明した同社のトム・ベネット・新技術開発デザインマネジャーは「日本の消費者は新しい技術に関心が高く、日本市場を重視して(日本での)先行発売が決まった」と話した。【中村好見】

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