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エジプトの首都カイロの土産物店に売られている青石の首飾りや手形をモチーフにした装飾品。妬みや悪魔の目から守ってくれると信じられている=2014年10月21日、秋山信一撮影

 【イナス・タウフィーク(カイロ支局)】10月のある夕方、公共バスで帰路につく時、額に入ったイスラム教の聖典(コーラン)が運転席上部に掲げられているのに気づいた。開かれているページには「妬み」に関する一節が書かれていた。運転手は「成功をやっかむ同業者の悪魔の目から自分を守るためだ」と言った。やはりエジプト人は「妬み」を恐れている。社会階層や教育、宗教の別なく、妬みが事故や問題を引き起こすと信じているのだ。

 妬みで個人的に思い浮かぶのは小学生の時、イスラム教の先生が教えてくれた物語だ。イスラム教の預言者ム…

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イナス・タウフィーク

1980年、カイロ生まれ。アインシャムス大学(カイロ)で英文学を専攻。来日経験はないが、「いつか日本に行ってみたい」。日本食では天ぷらが好みで、お寿司など生魚は大の苦手。2005年6月に毎日新聞カイロ支局に入り、特派員の取材サポートなどを担当している。

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