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顔認識センサーとスマホアプリでチェック 議会に導入を

「gikaii」システムのイラスト(坂下恵理子さん作)
手のひらサイズの人認識センサーデバイス「HVC−C」(右下)からスマホアプリを経由して、データがパソコン画面に表示されている。
サイトに表示された議員の顔認識データ

 居眠り議員をチェックするスマートフォンアプリを使ったシステム「gikaii(ぎかいい)」をウェアラブルデバイス総合研究所(東京都渋谷区)が開発した。「もっといい議会を」との願いを込めて命名したもので、議員の出席や離席から、眠っていた(目をつぶっていた)▽幸せそうな表情をしていた▽怒っていた−−などが一目瞭然で分かる。同社の久田智之代表は「導入検討を」と議会などに呼びかけている。

 顔認識デバイス(装置)を議員の席に置き、搭載カメラとセンサーが表情を読み取ってデータを蓄積し、アプリに無線送信する。アプリはサイトにデータを転送してグラフ化し、公開する仕組みだ。1分間で目を閉じている状態が6割以上なら、「議会中ですよ。起きてください」とのメッセージを携帯電話に通知する機能も備えている。

 今後、追加機能として、(1)政党ごとの出席率や睡眠率、表情率を表示(2)どの議題が活発に論議されたかなどを抽出(3)ヤジ率の指標を盛り込む−−などを検討している。

オムロンの顔認識技術を活用

 「gikaii」(http://www.gikaii.com/)は、オムロンが行うアプリ開発プロジェクト「センシング エッグ プロジェクト」で生まれたデモアプリだ。プロジェクトでは、オムロン製品で、手のひらサイズの人認識センサー(顔認識デバイス)「HVC−C」を使用した先進的なスマホアプリの開発を呼びかけており、開発に必要なキットなどもサイト(http://plus-sensing.omron.co.jp/egg-project/)で公開されている。

 久田代表は「面白く居眠り議員を監視する面もあるが、どの議題の時に、どの議員がほほ笑んでいたか、怒った表情をしていたかなどを集計することで、一般市民に議会での議論に興味をもってもらえたら」と話す。「議員が寝ている状態はよくないと思うので、みんなで議会をよくしましょう。国会はハードルが高いので、まずは地方議会からの導入を目指したい。賛同者、協力者を募ります」と呼びかけている。【高橋望】

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