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学生対象に労組が対処法講義

ブラックバイトへの対処法などを紹介した講義=東京都中野区で2015年3月31日、太田圭介撮影

 違法な条件を課したアルバイト「ブラックバイト」から労働者を守ろうと、若者向け労組の「首都圏青年ユニオン」などは31日、東京都内で、学生を対象に対処の仕方を助言する講座を開いた。賃金未払いや有給休暇の取得阻止といったブラックバイトの典型を示しながら、適切な解決法を紹介した。

 労働問題が専門の佐々木亮弁護士が、ブラックバイトの事例として▽週3日の契約なのに週5日働かされた▽引き継ぎの時間を労働時間から除外される▽最低賃金を守らない−−などを挙げ、「いずれも違法。きちんと改善させるべきだ」と指摘した。その上で「上司とのやり取りを録音するなど証拠を押さえると有利。専門知識を持つ労組にも相談して」などとアドバイスした。

 出席者と主催者との意見交換では、「時間外賃金を払ってもらえない」「勤務時間外に新メニューを考えさせられた」などの声が続々上がり、ブラックバイトがまん延している実態が浮き彫りになった。

 司会を務めた首都圏青年ユニオンの神部紅(じんぶ・あかい)委員長は「大学単位でアルバイト労組を設立する手伝いもしている。気軽に相談を」と話している。【太田圭介】

ブラックバイトの事例

●風邪で体調が悪いのに「アイスを食べれば熱が下がる」と勤務先のアイスクリーム店の上司に言われ、休めなかった

●恵方巻の販売ノルマを達成できないと未達分の買い取りを義務づけられた

●生理休暇を取得したら、職場で謝罪させられた

●賃金の一部をネギや冷凍白飯で支給された

●家庭教師を辞める際、根拠がないのに「相手先に迷惑を掛けた。60万円払え」と言われた。

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