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ひらがなピアス

書家の国広沙織さんが考案 ネットで資金募る

Makuake(マクアケ)のサイト
「うつくしい」「きずな」のひらがなピアス

 書家兼デザイナーの国広沙織さん(30)が、「うつくしい」「ありがとう」などのひらがな文字のピアスを考案した。製品化と宣伝費などを得るため、インターネットで不特定多数から資金を募るクラウドファンディング(CF)を28日から始め、ひらがなの美しさを世界に発信する第一歩を踏み出した。

     国広さんは企業ロゴや本の題字の制作など、書を基盤に文字に関する活動を行っている。英国最大級の日本文化イベント「HYPER JAPAN」や、日米芸術家交換プログラムイベントなどにも出演した。

     「日本特有のひらがなの曲線の美しさを伝え、日本の伝統を残していきたい」という思いから制作を決めたという。選んだ言葉のうち▽「ありがとう」は感謝の気持ちを忘れない▽「うつくしい」は常に美しくありたい▽「きずな」は助け合いの気持ちを忘れない−−と、どれも心にとどめておきたいものばかりだ。

     資金を調達するCFはMakuake(マクアケ)を利用する。提供するピアスやイヤリングのひらがな言葉をオーダーメードできるコースもある。目標金額は30万円で、募集期間は5月29日まで。CFによる資金調達が不調に終わっても、出資者には「ひらがな」のスタンプやポストカードなどのリターン(見返り)がある。

     国広さんは「漢字は海外の方の認知度が高いものの、ひらがなはそうでもない。その美しさを知ってもらい、世界中にひらがなの一大ブームを巻き起こせたら」と話している。【高橋望】

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