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「背景白抜き」など商品写真を一括処理 大阪・堺のIT企業

「ゼンフォトマティック」のデモ画面

 通販サイトに掲載する商品写真の補正や加工を、1クリックで自動的に一括処理するサービス「ZenFotomatic(ゼンフォトマティック)」を、IT企業のグラムス(大阪府堺市、三浦大助社長)が提供している。スマートフォンでのショッピングなどEC(電子商取引)が拡大する中で、商品の背景を白くする「白抜き処理」などの写真補正サービスの需要は増えると見込まれることから、同社は「現在46カ国で使われており、世界標準サービスを目指してEC業界全体を影から支える存在になりたい」としている。

     通販サイトの運営のコストや作業時間軽減など業務効率化を目指して、同社が独自の画像認識技術を開発して運営している。従来なら1枚1枚、画像処理ソフトで加工していた面倒な作業をウェブサイトで一括処理できる。商品の「背景白抜き」のほか、「切り抜き」「センタリング」「色彩補正」「サイズ補正」「被写体角度補正」などで、「熟練した人間で1カ月かかる大量の作業を1時間弱で完了し、コストも90%以上カットできる」という。

     写真撮影や画像加工の技術に不安がある事業者でも、いくつかの簡単なルールに従って撮影し、ゼンフォトマティックにアップロードした上で「加工開始」を1クリックすれば、画像処理が開始される。

     同社によると「白抜き処理」は通販世界大手のアマゾンでは必須で、同大手eBay(イーベイ)でも推奨されている。また、背景が白抜きされたシンプルな商品写真の方が売り上げが高いというデータもあるという。

     処理枚数100枚〜5000枚と、月間利用無制限のコースがあり、単価は8円〜25円。利用者が加工処理の結果に満足したものをダウンロードして初めて課金される「完全成果報酬型」の仕組みを取り入れた。10枚まで無料で試せる(会員登録が必要)。

     三浦社長は「画像認識技術は発展途上なので、世界中のユーザーからのフィードバックを元に日々改善してサービスに反映している。負担の大きい単純作業をテクノロジーで解決すれば、EC運営がもっとクリエイティブ(創造的)で楽しいものになる。成長産業であるECの一助になれれば」と話している。詳細はhttp://www.zenfotomatic.jp/【高橋望】

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