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ワシントン・スケッチ

(11)杉原千畝氏再評価の現場で 歴史を率直に語り継ぐ大切さ

米テキサス州ヒューストンのホロコースト記念博物館主催の「道徳的勇気賞」を受賞する杉原千畝氏の娘の美智さん(右)と孫のまどかさん(左)。中央のプレゼンターは高岡望ヒューストン総領事=2015年4月30日、米ヒューストンで。及川正也撮影

 第二次世界大戦中にナチス・ドイツの迫害を恐れてリトアニアから逃れようとするユダヤ人にビザ(査証)を発給して救った外交官・杉原千畝(ちうね)氏。外務省の訓令に反して発給したビザは後に「命のビザ」として世界中の称賛を浴びた。ビザ発給から75年の今年、米国ではヒューストン・ホロコースト記念博物館が杉原氏を表彰し、78歳になる「スギハラ・サバイバー」の女性が感謝の声を上げた。「杉原再評価」の現場を取材した。

 パスポートには、ナチス・ドイツを示すワシとハーケンクロイツ(かぎ十字)をデザインした国章の横に、赤…

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及川正也

1988年入社。水戸支局を経て92年から2004年まで東京本社政治部。首相官邸や自民党、防衛庁(現防衛省)、外務省などを担当。主に政界再編取材にあたった。05年から09年までワシントン特派員としてイラク戦争、オバマ大統領が当選した08年大統領選など米国の内政・安全保障問題を取材。09年から政治部、経済部、外信部の各デスクを歴任し13年4月から現職。

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