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中東欧見聞録

(7)IAEAとマラリア

ウィーン近郊のサイバースドルフにあるIAEAの研究所=2015年5月14日

 ウィーンから郊外へ車を走らせること約50分。途中、シカやウサギが跳ねる姿を目撃し、車は道路を横切るキジのため、しばし停車した。そんなのどかな田園地帯に、国際原子力機関(IAEA)の「サイバースドルフ研究所」はあった。IAEAは核物質が核兵器に転用されないよう監視する「核の番人」のイメージが強いが、ここは「原子力の平和利用」の研究拠点だ。原子力技術を応用した害虫対策、食糧・環境保護など八つの実験施設が置かれている。

 「大都市に住む人々をマラリアなど蚊が媒介する病気から守る。そうなれば理想的だ」。マラリア研究を主導…

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坂口裕彦

1998年4月入社。山口、阪神支局を経て、2005年に政治部。首相官邸や自民、公明両党、外務、防衛、厚生労働省などを担当した。13年に外信部に移り、14年4月から現職。ウィーンを拠点に、中東欧や国際原子力機関(IAEA)などの動きをウォッチ。ウクライナ危機の現場も取材している。

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