(6)NPT会議決裂 意義ある最終文書案 問われる日本の「二重基準」
2015/6/19 07:00(最終更新 6/19 07:00)
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5月22日までニューヨークの国連本部で開かれていた核拡散防止条約(NPT)再検討会議は、最終文書を採択できず決裂して閉幕した。今年は広島、長崎に原爆が投下されてから70年に当たる節目の年だけに、核兵器廃絶に向けた歩みが停滞したことに被爆者をはじめ多くの人が残念に受け止めている。しかし、「本当に成果はなかったのか?」。欧州を拠点に長く国際社会の取材を続けている筆者は、別の見方を提示する。
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