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竹垣などの老朽化が目立つシェーンブルン宮殿の日本庭園=6月20日、坂口裕彦撮影

 ウィーン市内でハプスブルク帝国の栄華を今に伝えるシェーンブルン宮殿の一角に日本庭園がある。日本人の手を借りることなく、オーストリア人技師が1913年に造った不思議な庭園だ。近年、竹垣などの傷みが目立っていたこの庭園の「復活プロジェクト」が動き出した。

 庭園の広さは約380平方メートル。枯山水や石庭など日本本来の作法を忠実に再現した見事な出来栄えだ。落ち着いたたたずまいに、ほっとした気分になる。足を止める地元の人も多い。

 この地にできた経緯は定かではない。しかし、14年にサラエボで暗殺されたハプスブルク帝国のフェルディ…

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坂口裕彦

1998年4月入社。山口、阪神支局を経て、2005年に政治部。首相官邸や自民、公明両党、外務、防衛、厚生労働省などを担当した。13年に外信部に移り、14年4月から現職。ウィーンを拠点に、中東欧や国際原子力機関(IAEA)などの動きをウォッチ。ウクライナ危機の現場も取材している。

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