メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ナイル.com

(69)商都アレッポの苦難

 シリア北部アレッポは古来、商工業の中心地として繁栄してきた。2011年に政情が不安定化するまで、3カ所の工場地帯に多数の工場が集まり、特に繊維産業では国際的な中心地の一つだった。

 だが11年の終わりごろにアレッポでも改革要求デモが始まり、誘拐が多発するなど治安が悪化した。12年夏には反体制派の武装勢力がアレッポに拠点を築き、3カ所の工場地帯も武装勢力の支配下に置かれた。武装勢力が資金稼ぎのため、施設を解体し、トルコに運んで売却するケースもあった。

 アレッポにいた実業家のうち数百人が廃業し、国外に逃れた。その中には、エジプトで新たに事業を始める実…

この記事は有料記事です。

残り483文字(全文759文字)

フアード・アリ

1980年生まれ、ダマスカス在住。ティシュリーン大学(シリア西部ラタキア県)で英文学を学び、卒業後はシリア国営テレビなどで勤務。日本の印象は「平和と教育で優れた国」。シリアで毎日新聞の取材をサポートしている。

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. キスマイ宮田俊哉 風間俊介の兄役で「やすらぎの刻~道」出演 短髪姿にメンバーは「アリだね!」
  2. 陸自 砲弾、一般車被害 国道そばに着弾 滋賀の演習場 目標1キロずれ
  3. 秋田 記者が通報、北朝鮮の木造船 船内捜索も見守る
  4. 迫撃砲着弾 道路の舗装めくれ「命の危険感じた」
  5. 陸上自衛隊 国道近くに迫撃砲着弾 破片当たり車の窓破損

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです