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漂う民〜同時進行ルポ

国境の町へ 「連帯示す」デモに遭遇(11月15日・シェンティル)

「難民の皆さん、ようこそ」と書かれたプラカードを手に行進する参加者=オーストリア南部シュピールフェルトで2015年11月15日、坂口裕彦撮影

 西欧を目指すアフガニスタン人のアリ・バグリさん(30)一家を見失った私は14日、セルビア西部シドでの「待ち伏せ」に失敗し、クロアチアの首都ザグレブへ列車で向かった。アリさんらの行く手に先回りすべく、難民や移民のさらなる経路に位置するスロベニアやオーストリア方面を目指すことにした。

 15日午前7時半、ウィーン行きの国際列車はザグレブ駅を出発した。30分ほど走ってスロベニアとの国境に近づくと、突然、のろのろ運転になった。

 窓の外に目をやり、思わず驚きの声を上げた。シドで見たのと同じ8両編成の難民用「特別列車」が止まって…

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坂口裕彦

1998年4月入社。山口、阪神支局を経て、2005年に政治部。首相官邸や自民、公明両党、外務、防衛、厚生労働省などを担当した。13年に外信部に移り、14年4月から現職。ウィーンを拠点に、中東欧や国際原子力機関(IAEA)などの動きをウォッチ。ウクライナ危機の現場も取材している。

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