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川本三郎・評 『「フランスかぶれ」の誕生−『明星』の時代1900−1927』=山田登世子・著

 (藤原書店・2592円)

「日本語の近代」語る熱い著者の筆

 近代日本の文学者の多くは西洋、とりわけフランスへ憧れた。

 永井荷風は「嗚呼(ああ)わが仏蘭西(フランス)。自分はどうかして仏蘭西の地を踏みたいばかりに此(こ)れまで生きていたのである」(「巴里(パリ)のわかれ」)とフランスへの憧れを率直に表明した。

 萩原朔太郎が大正のはじめに「ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し」(「旅上」)と歌…

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