- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
インド西部の高速鉄道計画を巡り、日本とインド両政府が日本の新幹線方式を導入することで合意する見通しとなった。12日にインドで開かれるモディ首相と安倍晋三首相の首脳会談で、共同声明に盛り込まれる見込みだ。
両政府は2013年5月、高速鉄道の詳細調査を始めることで合意。同年、西部のムンバイ−アーメダバード間で事業が可能かの調査を始めた。世界各国の高速鉄道を安全やコスト面などで比較した結果、今年7月に新幹線方式を勧める最終報告がまとまっていた。
報告によると、高速鉄道は両都市間505キロを最高時速320キロ、最速2時間7分で結ぶ。総事業費は9800億ルビー(約1兆8100億円)で、17年に着工、23年の開業を目指す。当初は1日当たり約3万6000人を運ぶ計画。日本政府は、総事業費から土地取得代を除いたうち、8割を上限に円借款を供与する方向で調整している。
この記事は有料記事です。
残り371文字(全文751文字)