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磁場を初観測 国立天文台など

ブラックホールの周囲を複雑な磁力線が取り巻いて磁場を形成するイメージ図=米ハーバード・スミソニアン天体物理学センター提供

 国立天文台などの国際研究チームが、超巨大ブラックホールの周りを取り巻く磁場の様子を初めて観測することに成功したと、米科学誌サイエンスに発表した。磁場がからまったスパゲティのような構造をしており、謎の多いブラックホールの解明に期待がかかる。

 研究チームは、米国内の電波望遠鏡を使い、銀河系の中心にあり、地球から約2万5000光年離れたブラックホール「いて座Aスター」を観測した。このブラックホールは直径約2600万キロあり、太陽の約400万個分の質量を持つ。

 超巨大ブラックホールでは、猛烈な勢いでガスが放出される「ジェット」と呼ばれる現象が観測され、ジェットの生成に磁場がかかわっていると考えられているが、その様子は分かっていなかった。

 観測によって、ブラックホールの半径の6倍程度の範囲に発生する磁場が詳細にとらえられ、スパゲティのようにからまった複雑な構造であることが分かった。国立天文台の本間希樹(まれき)教授(電波天文学)は「この観測技術を応用し、ブラックホールの直接観測にも挑みたい」と話す。【久野華代】

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