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戦後70年・核回廊を歩く

日本編/63止 夢から覚める日

日本初の原子炉「JRR−1」の完成を祝う「祝火入式」の人文字。まだ原子力が夢の時代だった=茨城県東海村で1957年9月18日

 「日本には原子力を始めた時の『夢』が今も残っている」。原子力委員会の阿部信泰委員(70)は、日本の原子力政策が直面する課題を話し始めた。「ウラン資源は貴重であり、有効活用しなければならない」という1950年代の前提に立ったまま、高速増殖炉や再処理施設などすべてのプロジェクトにこだわり続けることに阿部は疑問を持っている。阿部はそれを「慣性の法則」と呼び、日本の悪い習慣だと切り捨てる。時代の変化に合わせ、突き詰めた議論が必要という問いかけでもある。

 「余剰プルトニウムは持たない」。こう何度も宣言した日本だが、当面は47・8トンに達したプルトニウム…

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