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パリ同時多発テロ

なぜ若者たちは過激思想に走るのか

シリアにジハードに行った子供を持つ母親、ジェラルディン・イヌギアンさん(右)=ブリュッセルで2015年12月7日、國枝すみれ撮影

 130人が犠牲となったパリ同時多発テロから13日で1カ月。首謀者のアブデルハミド・アバウド容疑者(28)の出身地ベルギーは、中東のイスラム過激派に加わる若者が人口比で欧州で最も多い。なぜ若者たちは過激思想に走るのか。息子がシリアに行ってしまった親を訪ねた。【ブリュッセル國枝すみれ】

 「シリアにいた息子からかかってくる電話は2種類ありました」。ジェラルディン・イヌギアンさん(50)は振り返る。「母さん元気?」と家族を気遣う優しい声の電話と、別人のような口調で「母さんも非イスラムの国を捨てて、ここに来ないとだめだ」と説得しようとする電話だ。

 息子は洗脳されただけでなく、監視されていたとイヌギアンさんは思う。

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