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長谷川穂積、判定勝ち 多田悦子が新王者に

八回、ルイス(左)と激しく打ち合う長谷川=神戸市立中央体育館で2015年12月11日、久保玲撮影

 世界ボクシング評議会(WBC)バンタム、フェザー両級元王者でWBCフェザー級9位の長谷川穂積(34)=真正=が11日、神戸市立中央体育館で、世界ボクシング機構(WBO)スーパーフェザー級5位のカルロス・ルイス(22)=メキシコ=とノンタイトル10回戦(57.6キロ契約)を戦い、3−0の判定で降した。戦績は40戦35勝(15KO)5敗。

     国際ボクシング連盟(IBF)女子ミニフライ級王座決定戦10回戦も行われ、同級1位の多田悦子(34)=真正=が同級3位のカレリー・ロペス(27)=メキシコ=に3−0の判定で勝ち、新王者になった。9度防衛した世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級王座を2013年7月に失って以来の世界王座獲得。

    長谷川、体格の打開策まだ見えず

     2度ダウンしながらも巧みな技術で、1階級上のルイスとの「階級差」をかろうじて埋めた。「これが僕の実力です」。笑顔はなかった。

     ダウンはいずれも一撃だった。三回の終盤。前に出て中途半端な距離になった瞬間、ルイスのショートレンジの右ストレートを顔面に受けて尻餅をついた。五回も同じ右ストレートを被弾し、ダウンを喫した。

     ただ、これまでは被弾すると、闘争心に火が付きすぎて打ち合い、負けていたが、慌てなかった。一回から左ストレートを上下に打ち分け、左の打ち終わりを狙う相手にも右フックを出して空転させるなど多彩な攻撃を続けた。試合後半は足を使い、時にはクリンチでしのいだ。一回からの積み重ねによって、十回にはボディーで相手を後退させた。

     試合後、「圧倒的な試合を見せたかった」と不満そうな表情を見せた長谷川。プロ40戦目。体格差をどう埋めていくのか。明確な打開策はまだ見えない。【安田光高】

    多田「勝ててよかった」

     サウスポーの多田がスピードと技術の差を示し、2度目の世界王座をつかんだ。一回に左ストレートを決めてロペスをぐらつかせると、中盤に左右フックで突進する相手に押されたものの、八回に左ストレートを再三好打して流れを奪い返した。「技術で勝ったが、気持ちで引いてしまった」と反省しつつも「勝ててよかった」とホッとした様子。一昨年7月にWBAミニマム級王座の10度目の防衛戦でアナベル・オルティス(メキシコ)に判定負けし、昨年11月の再戦でも判定負け。挫折を乗り越え、ベテラン健在を示した。

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