憂楽帳

切実な動機

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 本紙朝刊の小説「マチネの終わりに」が面白い。物語も終盤に差し掛かり、ますます目が離せなくなっている。そんな折、作者の平野啓一郎さんと、元宝塚宙組トップスターの俳優、大空祐飛さんの公開対談を聞きにいった。

 小説や演劇における現実味のさじ加減、クライマックスまでの過程の大切さなど、常に創造の現場にいる2人ならではの充実した内容だった。特に印象に残っ…

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