除染ロボット投入へ 4種類の機能
国際廃炉研究開発機構(IRID)や東京電力などは16日、福島第1原発の原子炉建屋内の壁や床を除染する遠隔操作ロボットを千葉市内で報道陣に公開した。来年度、1〜3号機に投入する予定。
ロボットは、除染作業用や機器の搬送用台車など4台を連結させて造った。5階建ての建屋の2、3階の除染に活用し、アームの先端から高圧水を噴射して表面を洗い流したり、床を研磨して吸引したりと、放射性物質を取り除く4種類の機能を持つ。
廃炉作業で人が立ち入る場所の放射線量は毎時3ミリシーベルト以下が目安だが、1〜3号機建屋の2、3階は計測できた範囲だけでも同100ミリシーベルト以上の場所が点在する。IRIDの高守謙郎研究管理部長は「プラントメーカーの技術を結集し、除染性能を確保できた」と成果に期待した。【鳥井真平】



