JR函館線

旭川のトンネルで火災 鎮圧も復旧めど立たず

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運休を知らせる掲示板を見る旅行客=JR札幌駅で2015年12月27日午前9時23分、小川祐希撮影
運休を知らせる掲示板を見る旅行客=JR札幌駅で2015年12月27日午前9時23分、小川祐希撮影

 27日午前5時ごろ、北海道旭川市のJR函館線伊納−近文間にある嵐山トンネルで、回送列車の運転士が架線から火花が出ているのを発見した。JR北海道によると天井部分のウレタンが燃えた。午前11時45分ごろに鎮圧したが復旧のめどは立っていない。深川−旭川間で運転を見合わせており、午後0時10分現在、札幌と旭川や稚内などを結ぶ特急62本を含む84本の運休が決まっている。

 JR北によると、このトンネル内では同日午前4時5分ごろ、架線の送電トラブルが発生し、自動的に送電が停止した。その後、指令センターが遠隔操作で復旧させ、回送列車の運転士が状況を確認していた。ウレタンはトンネル内の水漏れを防ぐために付けられている。

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