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大納会、終値1万9033円 19年ぶりの高水準

東京証券取引所の大納会で手締めをする参加者たち=東京都中央区で2015年12月30日午後3時12分、小出洋平撮影

 今年最後の取引日となる大納会を迎えた30日の東京株式市場は、日経平均株価の終値が1万9033円71銭となり、昨年末終値と比べて1582円94銭(9.1%)上昇して、2012年から4年連続で前年の終値を上回った。4年連続の上昇は03〜06年以来。また、年末の終値としては1996年以来19年ぶりの高水準となった。

 この日の日経平均株価は、前日の米株高を受けて3日連続で上昇した。終値は前日比51円48銭高となり、約2週間ぶりに1万9000円台を回復した。

 株高の背景には、日銀の大規模な金融緩和が続き、大量の投資資金が株式市場に流入したことがある。金融緩和に伴う円安基調が、自動車など輸出関連企業の業績を押し上げたことも寄与した。日経平均株価は4月、約15年ぶりに2万円の大台を回復した。

 だが、8月以降、中国の景気減速で世界的な株安に陥り、9月下旬には1万7000円を割り込んだ。その後は米国経済の回復などを受けて持ち直し、12月に再び2万円台をつける場面もあった。

 市場関係者には「円安などを背景に16年も上昇が続く」と見込む声が強いが、日本経済の成長が鈍いことに加え、米国の利上げペースや中国経済の動向など懸念材料も多い。

 一方、30日の東京外国為替市場の円相場は午後5時時点で1ドル=120円41〜42銭。今年の対ドルでの高値と安値の差は10円01銭で、73年に変動相場制に移行して以来、最も小さくなっている。【鈴木一也】

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