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15年ぶり増 高齢者率が過去最高

最近10年の交通事故死者数

 警察庁は4日、昨年1年間の全国の交通事故死者数が4117人で、前年より4人増えたと発表した。前年比で増加するのは2000年以来15年ぶり。65歳以上の高齢者の死者は前年比54人増の2247人(暫定値)で、全死者の54.6%を占め、割合はこの分類を始めた1967年以降で最高を更新した。

     政府は昨年の事故死者を3000人以下とする目標を掲げていたが実現しなかった。同庁の担当者は「交通違反取り締まりや制度改正といった対策の効果が、高齢者の増加に追い付かなくなっている面がある」と話した。

     飲酒死亡事故は203件(前年比24件減)で、10年前の約3割に減った。

     交通事故死者が最も多かった都道府県は13年連続で愛知県(213人)。以下、大阪府(196人)▽千葉県(180人)▽神奈川県(178人)▽北海道、埼玉県(177人)−−と続いた。最少は島根県と徳島県(27人)だった。

     交通事故全体の発生件数は53万6789件(前年比6.4%減)、負傷者数は66万5126人(同6.3%減)。いずれも暫定値だが、11年連続で減少した。【長谷川豊】

    1人減に訂正

     警察庁は、昨年の全国交通事故死者数のうち11月に宮崎県で計上した1人について「捜査の結果、事故が原因ではなかった」として、昨年12月28日付で統計から外したと発表した。

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