メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

サウジアラビア

国内治安を優先 断交発表、イラン孤立化も狙う

サウジアラビア大使館に通じる交差点には、ニムル師の肖像と「激しい神の報復が進行中」と掲示されていた=テヘランで4日、田中龍士撮影

 【ローマ秋山信一】イスラム教シーア派指導者を処刑したサウジアラビアの強硬姿勢の背景には、内政と外交両面での計算がありそうだ。国内治安面の不安要因であるシーア派を締め付け、外交的に対立するイランを孤立させることを狙ったとみられる。

 スンニ派の中でも厳格なワッハーブ派を国教とするサウジだが、東部を中心に国民の約15%はシーア派だ。政府はシーア派の信仰を黙認してきたが、シーア派に対する差別意識は色濃い。近年は特にシーア派住民の不満が高まっており、サウジ当局にとっては、過激派組織「イスラム国」(IS)などの過激派と同じ国内の不安要因となっている。

 2011年には、民主化要求運動「アラブの春」に触発されてシーア派中心の反政府デモが発生した。イラン…

この記事は有料記事です。

残り1782文字(全文2105文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. はやぶさ2、リュウグウ着陸成功 データ確認で管制室に歓声
  2. はやぶさ2試料採取の意義とは 新たな太陽系のなぞを探る「0.1グラム」
  3. 「大好きだよ、はやぶさ2」ブライアン・メイさんが応援メッセージ
  4. 東京都立高入試、過去最低の平均応募倍率 進む二極化
  5. はやぶさ2 「まさか」科学的に意外だったリュウグウの姿

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです