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市議会議長「河村氏は2期までの約束守る人」

 名古屋市議会の藤沢忠将議長は4日の年頭記者会見で、2017春に予定される次期市長選について「市長はずっと『2期(8年)まで』と言っており、約束を守る人だ」と述べ、「3期目」が取りざたされる河村たかし市長をけん制した。会見に同席していた河村市長は「(2期までと)断言した記憶はないが……。今は市長を精いっぱいやっとる」と明言を避けた。

     河村市長は2009年に初当選。1期目の任期途中の11年にいったん辞職し、出直し市長選で再選された。13年には3回目の当選を果たし「普通は2期まで。権力が腐敗する」などと述べ、多選に否定的な考えを示した。一方で、毎日新聞の昨年末のインタビューでは「(周りが)辞めさせてくれんのじゃないの」と答え、次期市長選出馬に含みを残す。

     議会側には、暫定的に年800万円に半減している市議報酬の引き上げを模索する動きがある。河村市長は恒久化を公約としており、「市民に人気のある市長にある程度の賛意を得たい」(ベテラン市議)との思惑がある。また、河村市長が目指す名古屋城天守閣の木造復元には議会の賛同が不可欠で、藤沢議長の発言は協調を探るための駆け引きの側面もありそうだ。【三上剛輝】

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