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期日前投票所、熊本県立高に設置へ 全国初

 選挙権年齢が「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられる今夏の参院選で、熊本県選管と同県大津町選管は6日、同町の県立高2校に期日前投票所を設置することを明らかにした。18歳選挙権の啓発など主権者教育の一環として企画した。総務省によると、高校に期日前投票所が設置された例は報告がなく、全国初とみられる。

     県選管によると、設置されるのは県立大津高と県立翔陽高。昨年末に県内の市町村選管へ高校への投票所設置を呼びかけ、大津町選管が応じた。期日前投票の期間中の一日を選んで、両校に投票所を半日ずつ開設して同町選管が職員を派遣する。生徒だけでなく、周辺住民の投票も受け付ける。町外から通う生徒は不在者投票をできるようにする。

     同町選管によると、今夏の参院選で18歳以上の生徒は両校の3年生の4分の1にあたる計150人程度とみている。投票率への影響は限定的だが、担当者は「人生初めての選挙でちゃんと1票を行使し、投票をこれからの人生の習慣にしてほしい。親や家族への啓発にもつながる」と狙いを語る。

     県選管は「参院選で18歳に達していない生徒も同級生が投票する姿を見て選挙を身近に感じるはず。主権者教育の一環として引き続き他の高校への設置を呼びかけたい」としている。【取違剛】

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