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「またたき」観測…光の変動を可視光で

望遠鏡でとらえた光の変動のイメージ

 京都大大学院理学研究科の修士課程1年、木邑(きむら)真理子さん(23)らの研究グループは6日、ブラックホール周辺から発せられる規則的な光の変動「またたき」を人の目で見られる可視光で観測することに成功したと発表した。光の変動はX線でしか観測できないと考えられていた。成果は英科学誌「ネイチャー」電子版に同日、掲載された。観測されたのは、ブラックホールと恒星(伴星)で構成するX線新星「はくちょう座V404星」。距離が確認されている中では、地球から7800光年にある最も近いブラックホールという。

40口径の望遠鏡で観測されたブラックホールからの光の変動「またたき」の様子=京都大提供

 ブラックホールの周囲は、伴星のガスからできたガス円盤が形成されている。ガスがブラックホールに落ち込む際、急激な増光現象「アウトバースト」が10〜30年おきに発生し、光の変動がみられることが過去のX線観測で分かっていた。光の変動は、45分〜2時間半ほどの間隔で11〜13等級の明るさの範囲で起きていた。【川瀬慎一朗】

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