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「合流構想」 ともる黄信号

 民主、維新両党が今春を目指していた「合流構想」に黄信号がともっている。民主の解党への慎重姿勢にしびれを切らした参院維新が7日、「日本を元気にする会」との統一会派を届け出たためだ。これに対して参院民主の会合では「あり得ない」として維新を批判する声が噴出し、民維両党間の結束が揺らいでいる。

     維新、元気両党は7日、参院会派「維新・元気の会」(維新5人、元気4人)を結成。元気の会派に参加していた無所属2人は参加を見送った。維新の寺田典城参院議員会長は記者会見で、参院での発言力を強める「政治的実利を取った」と説明し、将来的に民主とも統一会派を組む可能性は否定しなかった。一方、元気の松田公太代表は「しがらみのある今の民主との統一会派は難しい」と民主と距離を置いた。

     参院維新が元気との会派結成を先行したのは、民主に解党に踏み切るよう迫る狙いがある。民主執行部内は民主を存続させたまま維新に合流を求める声が大勢だが、参院維新は5人全員が旧みんなの党の全国比例当選者で、衆院維新と違い、民主が解党しないと民主に合流できない事情があるためだ。

     岡田克也代表は3月までに維新との新党の可否を判断する考えだが、参院維新幹部は「2月までに民主が解党を決断しないなら元気と新党を作る可能性もある」と語った。

     こうした維新の姿勢に民主内では不満が強まっている。7日の参院議員総会では岡田代表が「懐深く対応してほしい」と述べ、引き続き維新と連携するよう求めたのに対し、「民主と組まずに、安保法制などで裏切った元気と先に組むとはとんでもない」などと維新への批判が噴出した。【田所柳子、松本晃】

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