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大阪以外に本店を置く関西の地銀が大阪府内への出店を加速している。少子高齢化で地元市場が縮小することへの危機感が背景にあり、貸出先の伸びしろが大きい大阪攻略で成長を目指す戦略だ。一方、大阪の地銀勢は店舗網をきめ細かく充実したり、新業態の店舗を出店したりして対抗。大阪ではメガバンクも融資先開拓に力を入れており、融資金利の引き下げなど顧客争奪戦が一層激化しそうだ。【宮崎泰宏】
京都銀行は今月、大阪府高槻市に高槻城北支店を開設する。同市内3店舗目で、同行は人口が多く、中小企業などが密集する大阪を「重点地域」と位置づけている。2016年度は「大阪の南エリアに1〜2店の出店を予定」(土井伸宏頭取)するなど、越境ビジネス拡大に意欲満々だ。
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