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18歳未満の移植待機患者  家族が提供承諾 

脳死移植は法施行後362例目

 日本臓器移植ネットワークは9日、三重県の伊勢赤十字病院に入院していた15歳以上18歳未満の男性が臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。家族が臓器提供を承諾し、両肺や肝臓などが患者に移植される。脳死移植は法施行後362例目。男性は血液がうまく送り出せない「特発性拡張型心筋症」で心臓移植を待っていたが、くも膜下出血を発症した。

     男性の家族は移植ネットを通じて「私たちの息子は、移植を待つ待機側の人間でしたが、その想(おも)いはかなわず、提供する側へかわることになりました。もし、待機時間が短く、心臓を移植できていたら、息子は命をつなげられていたと思います。万が一、逆の立場になったときは、提供する側へまわろうと以前より話し合っていたため、今回の提供となりました」とのコメントを発表した。【千葉紀和】

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