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共感の輪、アニメで世界に 現状伝える短編制作へ

一時全村避難した福島県川内村にやってきた女性(イラスト中央)を主人公にしたアニメのイメージカット

 福島県は8日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から5年を迎える福島の現状を国内外に伝える短編アニメを制作し、2月にも披露すると発表した。人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の制作会社ガイナックス(東京都)と、同社が同県三春町に昨年設立した福島ガイナックスが手がける。2月中旬に東京で完成披露会を開催した後、全国で順次試写会を開く。

     タイトルは「みらいへの手紙〜この道の途中から」。原発事故で一時全村避難した同県川内村の復興支援に携わった女性など実話を基にしたドキュメンタリーアニメで、2分間の作品を計10本制作する。インターネットの特設サイトでも公開する予定で、事業費は1億1300万円。

     福島ガイナックスで記者会見した内堀雅雄知事は「アニメは多くの世代、世界の方々に直感的に伝えることができる。福島県への共感の輪を広げたい」。福島ガイナックスの浅尾芳宣社長は「メード・イン・フクシマの第一歩の作品として世界に発信できる。アニメの展示会や映画祭に出展したい」と語った。【浅田芳明】

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