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避難先いわきで「巨大ダルマ引き合戦」復活

5年ぶりに復活した巨大ダルマ引き合戦に参加する双葉町民ら=福島県いわき市の南台仮設住宅で2016年1月9日午後1時37分、佐々木順一撮影

 多くの福島県双葉町民が避難する同県いわき市の南台仮設住宅で9日に始まった「双葉町ダルマ市」で、東京電力福島第1原発事故後に中断していた「巨大ダルマ引き合戦」が復活した。

 ダルマ市は双葉町で江戸時代から続くとされる新春行事。合戦は約30年前から行われてきたが、原発事故で全町避難となり、町役場の倉庫からダルマを持ち出せなくなった。このため高さ約3メートル、重さ約700キロの新しいダルマを昨年8月、完成させた。

 約200人が東西に分かれ、東が勝てば「商売繁盛、家内安全」、西ならば「無病息災、身体堅固」で綱を引き合った。3戦行って1勝1敗1引き分けとなり、「いずれもかなう」とのめでたい結果に。主催団体会長の中谷祥久さん(35)は「町民の笑顔を見ることができてよかった」と話した。ダルマ市は10日まで。【佐々木順一】

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