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毎日新聞1946

新聞に見る「天皇」像の変遷 現人神から象徴へ

地方巡幸の初日、横浜の稲荷台共同宿舎を訪れ戦災者を激励する昭和天皇(右)=1946年2月19日撮影

 1946年元日の毎日新聞朝刊は1面に、背広姿で散歩する昭和天皇の写真とともに、いわゆる「人間宣言」を掲載した。現人神(あらひとがみ)とされていた天皇が、自らの神格を否定した詔書だ。併せて、宮内省担当の藤樫準二記者による「拝謁記」も載せた。

 藤樫氏は前年暮れ、担当26年目にして初めて、他の宮内省担当記者16人と天皇に会った時の様子を記す。「これほど身近に御姿を拝したことはなく、またもとより御声に接したこともなかった」。皇室を覆っていた厚いベールは、民主化の流れに昭和天皇の強い意思も相まって、徐々に外されていった。

 戦時中の皇室取材は厳しく制限されていた。藤樫氏の著書によると、宮内省は秘密主義で記者会見は一切なし…

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