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女子は下北沢成徳V 男子は東福岡V2

 バレーボールの全日本高校選手権は最終日の10日、東京体育館で男女の決勝が行われ、東京勢対決となった女子は下北沢成徳が3−0のストレートで八王子実践を破り、3年ぶり3回目の優勝を果たした。九州勢対決となった男子は東福岡が3−0で鎮西(熊本)を降し、2年連続2回目の頂点に立った。

     下北沢成徳は黒後、熊井、堀江ら的を絞らせない攻撃と随所でブロックも決まり、八王子実践を寄せ付けなかった。東福岡は金子、古賀健らの強打で主導権を握り、鎮西を圧倒した。

    下北沢成徳、ブロック練習で成果

     連続得点を許した第1セット中盤。タイムアウトで下北沢成徳の小川監督は「がっつり打て」と指示を飛ばした。すると、相手コートに安全に打ち返していた選手が息を吹き返した。2年生エースの黒後、堀江らが積極性を取り戻し、このセットをひっくり返して奪った。

     勢いをつかむと、残りは圧倒した。特に試合を一方的な展開にしたのがブロック。相手の3倍以上の計13得点と荒稼ぎした。エース東谷の強打と速攻の組み合わせが主なパターンである八王子実践の攻撃を読み切り、第2セットはわずか11点しか許さなかった。

     昨夏の全国高校総体は東京都予選で敗退。ブロックが弱いと反省し、選手が自ら、上がった球を台に乗った人が打ち、それを止める練習を考案した。

     成果が大舞台で出て「みんなで流れをつかめて楽しく試合ができた」と満面の笑みを浮かべた黒後。小川監督は「いい練習を構築した選手を誇りに思う」と称賛した。【新井隆一】

    東福岡、主将の一撃で再加速

     東福岡のエース金子が豪快なバックアタックを決め、左拳を握って雄たけびを上げた。2−0で迎えた第3セット。13−13の競った展開で、主将の一撃でチームの勢いが再び加速して、そのまま2連覇の瞬間を迎えた。

     昨年度は全国高校総体、福岡県選抜の中心として出場した国体と合わせて「3冠」を獲得。しかし、今年度は夏の全国高校総体で8強止まりに終わった。打ち砕かれたプライドを取り戻すため、時には泣きながら例年以上の練習量をこなし、金子を中心とした攻撃への流れを磨き直した。

     「去年は10回やれば8、9回(決勝まで)勝てる力があった。今年は10のうち1だったが、練習で3まで上がった」と藤元監督。その成果が実り、金子はアタックで両チーム最多の19得点。うち9得点はバックアタックという攻撃の多彩さで相手を翻弄(ほんろう)した。

     前回の日本一メンバーでもある金子は「今年は厳しいかなとずっと頭にあったが、優勝できて良かった」。歓喜で目を潤ませた。【新井隆一】

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