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東京湾に蜃気楼

東京湾に出現した蜃気楼=千葉市美浜区で2016年1月13日午前10時21分、坂田薫さん撮影

 多くの地域で今冬一番の寒さとなった13日午前、千葉市の海岸から望む東京湾に蜃気楼(しんきろう)が出現した。千葉県習志野市のフリーカメラマン、坂田薫さん(66)がカメラに収めた。

 気象庁によると蜃気楼は、気温差により大気に密度の差が生まれると、光が屈折して起きる。冬の東京湾では海上の気温が海水温より極端に低いと発生することがあるという。

 13日は上空の寒気に加え、晴天で地表の熱が奪われる放射冷却現象が起きて早朝から冷え込み、最低気温は東京都心で氷点下0.9度、千葉県最南の観測点・館山市で同1.8度を記録した。

 坂田さんは、千葉市美浜区の人工海浜「幕張の浜」から羽田空港や川崎市のある南西方向に望遠レンズを向けた。蜃気楼は例年、11月末から2月上旬にかけて5回程度現れるが、暖冬の今季は30日ほど通い、この日ようやく撮影に成功したという。【金森崇之】

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