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閉鎖環境滞在実験に参加希望4400人超

報道陣に公開されたJAXAの閉鎖環境施設=茨城県つくば市で2016年1月13日午後5時13分、望月亮一撮影

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士のストレスの評価方法を開発するため、外部と接触がないISSのような環境を再現した「閉鎖環境施設」(茨城県つくば市)で2週間過ごす滞在実験への参加希望者が、4400人を超えたと発表した。

 一般の成人男性を対象に昨年12月24日から募集を開始。8人の定員に、「宇宙飛行士気分を味わいたい」と応募が殺到し、最終的な倍率は550倍と宇宙飛行士並みになった。

 先月28日に応募が2000件を超え、「選考に支障が出る」と、いったん募集を打ち切ったが、その後も問い合わせが続いた。このため、選考態勢を強化して今月4日に募集を再開、締め切りの12日まで受け付けた。

 JAXAの実験担当者は「こんなに反響があるとはうれしい驚き。研究を成功させたい」と話した。JAXAは、書類選考で健康状態や志望動機をもとに16人まで絞り込み、検査や面接を経て実際の参加者を決める。

 実験は2月5日から2週間。施設内では外部との接触が完全に遮断され、保存食をとりながら、単純作業やグループで取り組む課題などをこなす。謝礼は1人38万円。実験は2016年度も計3回実施する。成果は宇宙飛行士の健康管理の改善や、将来の火星有人探査にも生かすという。【斎藤広子】

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