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運行会社「ドライバー歴は12年で…」

 バスを運行していた「イーエスピー」(東京都羽村市)の山本崇人営業部長は、集まった報道陣の取材に応じ「申し訳なく思っています。真摯(しんし)に誠心誠意対応します」と頭を下げた。運転手2人が死亡したことについては「ショックだったが、お客さんの対応を優先しないといけないと思っている」と話した。

 死亡した運転手の勝原恵造さん(57)と土屋広さん(65)は、14日午後8時ごろ乗客を乗せる東京・原宿に向けて出発した。行程では2人は約2時間ごとに交代して運転することになっていた。出発前にアルコール検査をしたうえで、健康上の問題はないと確認したという。

 事故当時運転していたとみられる土屋さんについて、山本部長は「昨年12月14日に面接をして入社したばかり。ドライバー歴は12年で、病歴や事故歴はないと確認している」と説明。勝原さんについては「何度か同じコースを走っている。運転技術もあり、お客さんの評判も良かった」と話した。

 同社はツアーなど遠距離のバス業務のほか、幼稚園の通園や冠婚葬祭などのバス業務も請け負っている。運転手は週1〜2回の休みがあり、「過酷な労働条件というわけでもなく、設備や整備について節約しろという指示もしていない」という。運転手への健康診断を怠っていたとして13日付で行政処分を受けたことについては「真摯に受け止め、きちんとやろうと考えていたところだった」と語った。

 ツアーを企画した旅行会社「キースツアー」が入る東京都渋谷区のビル10階にも、朝から大勢の報道陣が詰めかけた。午前9時前に取材に応じた福田万吉社長(38)は「企画したツアーで事故があったことは申し訳ない」と謝罪した。

 キースツアーはフェイスブックで「直販だからできる!長野・新潟・群馬へのスキー・スノーボード激安&格安バスツアー!」と低価格をアピール。スキーを楽しむ若者の写真を載せ、ツアー客を募っていた。事故があったツアーと同様、1月の平日夜出発の長野県北部への日帰りツアーの料金は、リフト券付きで1万600円だった。

 事故があったツアーの利用客も10代後半から20代の若者が中心で、同社には家族らから問い合わせの電話が殺到しているという。福田社長は「法令違反や無理な運行はなかったと思うが、ご家族には誠心誠意対応する」と話した。今後予定していたツアーは全て取りやめることを検討するという。【山田麻未、高木香奈】

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