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スキーバス転落 「なぜカーブが多い道に」首ひねる同業者

現場付近の地図

 スキー客を乗せて暗闇の峠を走っていたバスに、何が起きたのか。長野県軽井沢町の国道18号碓氷バイパスで15日、乗客・乗員41人を乗せた大型バスがガードレールを突き破り、14人が死亡、27人が重軽傷を負った事故。今回の事故で、バスは行程表とは異なる運行ルートを走っていた。他の旅行業者からは「渋滞などがない限りルートを変えることは普通あり得ない」と疑問の声が上がる。

 スキーやスノーボードのバスツアーを手がける東京都内の旅行代理店によると、どのルートを運行するかは旅行会社があらかじめ作成した行程表にのっとってバス会社が運行するルールになっている。今回のツアーでは、往路は松井田妙義インターチェンジ(IC、群馬県)から上信越自動車道に入り、佐久IC(長野県)で一般道に戻って複数のスキー場を巡る予定だった。

 ところが、バスは実際には上信越道に入らず、国道18号「碓氷バイパス」を走行していた。ある旅行業者は「碓氷峠を越える場合、うちなら一般道でなく高速道路を利用する」と話す。また、40年ほどツアーに携わる別の会社の担当者は「なぜカーブが多い碓氷バイパスを通ったのか。時間調整か高速料金の節約のためだったのではないか」と推測した。

 都内の旅行代理店などによると、今季は暖冬の影響でツアーを組めるスキー場が限られているため、例年よりもツアーの申し込みが少ない。スキーツアーは2月が繁忙期で、今の時期のツアー参加者は「センター試験を控えて大学が休みになる学生の利用が多い」という。【太田誠一、柳澤一男】

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